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Level 5 — ルーティング初登場
⚠️ 数値は毎回ランダムに変わります
このページに書かれた IP・マスク・ルートの値は 前回プレイした時の一例 です。 あなたの画面では違う数値になっているはずなので、そのままコピペしても絶対に解けません。
🎯 一言で言うと: ルータ R を挟んで A と B が 別の街 に住む構成。A と B はそれぞれ「自分の街の玄関 = R の IF」を gateway に設定する。
📖 このページは何?
ルータが本格的に「異なる街を繋ぐ集配局」として動くレベル。 A と B は別の街に住んでいるので、直接話せない。R 経由 で通信する必要があり、そのために gateway と route を初めて自分で書きます。
このレベルで身につくこと:
- ルータの両足は 別サブネット → A と B は直接繋がらない
- ホストの default route + gateway = 「街の外行きはまずここに投げる」
- ルータは 直結している街は自動で知っている → 追加 routes は不要
📷 問題画面
🗺️ トポロジー
flowchart LR
A[💻 Host A<br>A の街]
R1[R1 左口<br>= A 街の玄関]
R2[R2 右口<br>= B 街の玄関]
B[💻 Host B<br>B の街]
A --- R1
R1 -.- R2
R2 --- B
style A fill:#E3F2FD
style R1 fill:#F8BBD0
style R2 fill:#F8BBD0
style B fill:#FFF9C4
💡 R は 両方の街にまたがって立っている集配局。R1 (左口) は A 街の住人、R2 (右口) は B 街の住人。
📺 画面の編集できる箇所
| 場所 | 状態 | あなたが直すか? |
|---|---|---|
| A1 IP / Mask | 白 / 白 | ✅ 両方直す |
| A の route | 白 (typo!) | ✅ 直す → 0.0.0.0/0 |
| A の gate | 白 | ✅ 直す → R1 の IP |
| R1 の IP / Mask | 薄ピンク | ❌ そのまま |
| B1 IP / Mask | 白 / 白 | ✅ 両方直す |
| B の route | 薄ピンク (default 固定) | ❌ そのまま |
| B の gate | 白 | ✅ 直す → R2 の IP |
| R2 の IP / Mask | 薄ピンク | ❌ そのまま |
🔒 固定値
| 値 | 編集可 | |
|---|---|---|
| A route | 10..0.0.0/8 ← typo |
両方 |
| A gate | 192.168.0.254 ← 暫定 |
両方 |
| B route | default |
gate のみ |
| B gate | 192.168.0.254 ← 暫定 |
gate のみ |
| A1 | 104.198.14.2 /24 |
両方 |
| B1 | 192.168.42.42 /29 |
両方 |
| R1 | 44.166.160.126 /25 |
不可 |
| R2 | 150.40.107.254 /18 |
不可 |
🧠 考え方
Step 1: A の街を R1 に合わせる
R1 = 44.166.160.126/25 固定。/25 のブロック幅は 128:
.126/25幅 128
= 0 余り 126
= 0
.0/25住人
.1〜.126A1 をこの街に入れる:
- A1 IP → 44.166.160.1(住人 .1〜.126 の中、.126 は R1 が使うので避ける)
- A1 Mask → 255.255.255.128 (/25)
Step 2: A の route と gateway
- A route →
0.0.0.0/0(= default route、typo10..0.0.0/8を修正) - A gate →
44.166.160.126(= R1 の IP、A と同じ街にある玄関)
Step 3: B の街を R2 に合わせる
R2 = 150.40.107.254/18 固定。/18 は第 3 オクテットの上位 2 ビットがネットワーク部:
/18=
255.255.192.0107 AND 192= 64
150.40.64.0/18150.40.64.1〜
.127.254- B1 IP →
150.40.64.1 - B1 Mask →
255.255.192.0(/18)
Step 4: B の gateway
- B gate →
150.40.107.254(= R2 の IP) - B の route は
default固定なので変えられない
🎬 パケットの旅(A → B のゴール)
🚀 行き: A → B
Step 1: A (.1) が手紙を書く
宛先: 150.40.64.1 (B)
Step 2: A が「B は同じ街?」を確認
A の街 = 44.166.160.0/25
B の住所 150.40.64.1 はこの街? → ❌ NO (別の街)
Step 3: A は default route に従って R1 (=自分の街の玄関) に手紙を渡す
✅ 同じ街なので直接渡せる
Step 4: 集配局 R は手紙の宛先 (150.40.64.1) を見て:
→ 直結してる R2 側の街 (150.40.64.0/18) に該当
→ R2 経由で B に渡す
✅ 配達完了
📬 帰り: B → A も同じ流れで成立
✅ 解答例
A1 IP → 44.166.160.1, Mask → 255.255.255.128
A route → 0.0.0.0/0, A gate → 44.166.160.126
B1 IP → 150.40.64.1, Mask → 255.255.192.0
B gate → 150.40.107.254
🔗 関連概念
- 05 ゲートウェイって何?
- 06 ルーティングテーブル
- 07 双方向到達性
🎓 このレベルの抽象的な学び
中継人(ルータ)の存在を意識
直接話せない相手とのやり取りには 中継人 が必要。 相手の最寄り中継人を知らないと届けられない。 社内稟議ルートや国際郵便と同じ発想。
default route = 「分からなければ受付に」
「知らない宛先 = とりあえず玄関に投げる」は、 「分からない問い合わせは受付に」「未定義エラーはログに吐く」と同じ ケースベースのフォールバック処理。
⚠️ よくあるミス
A の gateway に R2 の IP を書く
A は R1 (= 自分の街の玄関) しか見えない。R2 は別の街なので到達不可。 自分と同じ街にいる玄関 = R1 の IP を書く。
A1 を R1 の街と違うブロックに置く
例: A1 を 44.166.160.200 にすると .128/25 ブロックに入る → R1 の .0/25 と別の街 → 通信失敗。
A の route が typo のままで気づかない
10..0.0.0/8 のドット 2 個や、0.0.0.0./0 のような余計なドットに注意。
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Level 6 — Internet 越しの通信 — 帰り道の概念が初登場!
