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📚 用語集
NetPractice で出てくる用語の 50 音順 + アルファベット順 の辞書。 各ページからここへ飛んで、ここから関連ページに戻れます。
あ行
AND 演算 (ビット AND)
2 つの値の各ビットを比べて、両方 1 なら 1、それ以外は 0 にする計算。 IP とマスクに AND 演算すると「町(ネットワーク部)」が取り出せる。 → 02. サブネットマスク
IP アドレス (Internet Protocol address)
コンピュータの住所。32 ビットの 2 進数だが、普段は 192.168.1.10 のように
4 つの数字(0〜255)で書く。
→ 01. IP アドレス
インターフェイス (interface)
機器の「口」「ポート」のこと。ルータは複数のインターフェイスを持ち、 それぞれ別のサブネットに属する。
Internet / インターネット
世界中のネットワークが相互接続されたもの。NetPractice では I1 や Ir1 として登場。
Internet 側の route 設定で「帰り道」を指定するのが Level 6 以降の核心。
→ 07. 双方向到達性 / Level 6
オクテット (octet)
IP アドレスの 4 つに区切った各数字のこと。1 オクテット = 8 ビット = 0〜255。
か行
CIDR 表記 (サイダー表記)
マスクの 1 の個数を /24 のように書く表記。
/24 = 24 ビット が 1 = 255.255.255.0 と同じ意味。
→ 03. CIDR 早見表
ゲートウェイ (gateway)
自分のネットワーク外に出るときに最初にパケットを送るルータの IP。 自分と同じサブネット内 にいなければならない。 → 05. ゲートウェイ
グローバルアドレス (global address)
Internet 上で一意な IP アドレス。8.8.8.8 など。
後置表記 (prefix length)
/24 のように「何ビットがネットワーク部か」を示す書き方。
= CIDR 表記。
→ 03. CIDR
さ行
サブネット (subnet)
「同じネットワーク部を持つ IP の集合 = 同じ町」。 = 同じ broadcast domain。 → 02. サブネットマスク
サブネットマスク (subnet mask)
IP アドレスのうち、どこまでがネットワーク部 かを決める値。 1 が連続して並んだ後に 0 が続く形でなければ無効。 → 02. サブネットマスク
スイッチ (switch)
L2 機器。同じサブネット内のパケットを MAC アドレスで転送する。 配下は全員同じサブネット。 → 04. スイッチとルータ
ストリームリンク
NetPractice 用語で、ケーブルで繋がった両端 のこと。両端は必ず同じサブネット。
スーパーネッティング (supernetting)
= ルート集約。隣接する複数のサブネットを 1 つの広いプレフィックスで表す技。 → Level 8
双方向到達性 (bidirectional reachability)
通信は 行き道と帰り道の両方 が必要という事実。 NetPractice で最もハマるポイント。 → 07. 双方向到達性
た行
2 進数 (binary)
0 と 1 だけで数を表す記法。コンピュータは内部で全て 2 進数で処理する。 IP アドレスやマスクも 2 進数で見ると仕組みが分かる。 → 01. IP アドレス
直結 (direct link)
ケーブルでホスト同士を直接繋ぐこと。ルータもスイッチもない。 両端は同じサブネットに属する必要がある。 → Level 1
TCP/IP
Internet の基本プロトコル。TCP(L4)+ IP(L3)の組み合わせ。 NetPractice は IP 層(L3)を扱う。
な行
ネットワークアドレス (network address)
サブネットの先頭 IP。ホスト部が全 0 の値。
「そのネットワーク全体」を指す特別な IP なので、個別ホストには割り当てない。
例: 192.168.1.0/24 の .0。
→ 02. サブネットマスク
は行
パケット (packet)
ネットワークで送受信される データの単位。 ヘッダに送信元 IP、宛先 IP、データ本体が含まれる。
ブロック (block, subnet block)
サブネット(= 町)を 1 つ 1 つのまとまりとして数えるときの呼び方。
「/24 を 4 つの /26 ブロックに分ける」のように使う。
- 意味は 「町(サブネット)」とほぼ同じ
- ただし 他のブロックと隣接していた ニュアンスを含む(分割元の大きな町がある)
- 各ブロックは 先頭(全 0)= ネットワークアドレス / 末尾(全 1)= ブロードキャスト が使えない
→ 03. CIDR 早見表
ブロードキャストアドレス (broadcast address)
サブネットの末尾 IP。ホスト部が全 1 の値。
「そのネットワーク内の全員」に送信するための IP。個別ホストには割り当てない。
例: 192.168.1.0/24 の .255。
プライベートアドレス (private address)
内輪で自由に使える IP 範囲。
10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16 の 3 つ。
→ 01. IP アドレス
プレフィックス長 (prefix length)
= CIDR 表記の数字。/24 の「24」のこと。
ま行
MAC アドレス (Media Access Control address)
LAN カードに物理的に刻まれた固有 ID。L2 のアドレス。
例: aa:bb:cc:11:22:33。スイッチは MAC を見る。
マスク
= サブネットマスク。
ら行
ループバック (loopback)
127.0.0.1。自分自身を指す特別な IP。
ping 127.0.0.1 が成功すれば、自分の TCP/IP スタックは動いている。
ルータ (router)
L3 機器。異なるサブネット間のパケットを IP アドレスを見て転送する。 複数のインターフェイスを持ち、各口が別サブネットに属する。 → 04. スイッチとルータ
ルーティングテーブル (routing table)
ルータ(とホスト)が持つ「宛先 → 次の転送先」の表。
上から順にマッチを探す。default は必ず最後。
→ 06. ルーティングテーブル
ルート集約 (route summarization / supernetting)
隣接する複数のサブネットを 1 つの広いプレフィックスで表す技。 → Level 8
レイヤー / 層 (layer)
OSI 参照モデルの分類。L2 = データリンク層(スイッチ)、L3 = ネットワーク層(ルータ)等。 → 04. スイッチとルータ
アルファベット順
ACK (Acknowledgment)
「受け取った」という応答メッセージ。双方向通信の「帰り」の一種。
BGP (Border Gateway Protocol)
Internet 規模のルーティングプロトコル。世界中のルータが経路情報を交換する。 NetPractice では直接扱わないが、現実の Internet で「帰り道が自動的に決まる仕組み」 の正体。
CIDR (Classless Inter-Domain Routing)
「/24」のようなプレフィックス長で表すネットワーク表記法。 → 03. CIDR
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
IP アドレスを自動配布する仕組み。家庭の Wi-Fi ルータが配っている。 NetPractice では手動設定なので DHCP は使わない。
DNS (Domain Name System)
google.com のような名前を IP に変換する仕組み。NetPractice の範囲外。
L2 / L3
OSI 参照モデルのレイヤー表記。L2 = データリンク層、L3 = ネットワーク層。 → 04. スイッチとルータ
LAN (Local Area Network)
家や会社など限定エリア内のネットワーク。1 つのサブネット単位で考えることが多い。
NAT (Network Address Translation)
プライベート IP とグローバル IP を相互変換する仕組み。家の Wi-Fi ルータの中身。
OSI 参照モデル
ネットワーク通信を 7 層に分けた 国際標準モデル。 → 04. スイッチとルータ
RFC 1918
プライベートアドレスの範囲を規定した Internet 業界の文書。
10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16 の 3 つを予約。
🔄 用語間の繋がり図
flowchart LR
IP[IP アドレス] --> Mask[サブネットマスク]
Mask --> CIDR[CIDR 表記]
IP --> Sub[サブネット]
Sub --> Switch[スイッチ L2]
Sub --> Router[ルータ L3]
Router --> GW[ゲートウェイ]
GW --> RT[ルーティングテーブル]
RT --> BiDir[双方向到達性]
Router --> Sup[スーパーネッティング]
style IP fill:#E3F2FD
style Mask fill:#FFF9C4
style Router fill:#F8BBD0
style GW fill:#FFE0B2
style BiDir fill:#FFCDD2
この図は Level 1 から Level 10 まで使う全概念 の地図。 どこが分からないかで用語を辿って下さい。